最近よくあるDJランキング、自分はそれ程気にせずにこれまで淡々と自分の思う音楽制作やプレイをやってきたのだけど、どうやらこのランキングで自分が46位になってるらしいと聞き一応チェックしてみた。どうせどっかの胡散臭いランキングなんだろうと思いながらそのリストを見ると、自分の認めるアジアのDJプロデューサーがぞろぞろ。大体2割くらい?の名前を知っていた。

自分は一応18歳頃からDJと作品制作をスタートして今年34なので・・キャリアは16年、14歳のバンド時代から考えると20年近く音楽活動をやってることになる。東京ではいろいろとメジャーシーン、インディーズシーンを一通り関わることができたこともあり、自分の音楽が大体どのくらいのレベルなのか25歳くらいには検討がついていた。ただ、東京時代はいろんなグループの下請け音楽制作家だったので、名前は世には全然出ていなかったが、2010年にサウンドクラウドで自分名義の作品が欧米を中心に広がってからいろいろと変わっていった。

本題のランキングだが2013年度となっているのでそのくらいに誰かが調べたのか気になって、その出版元のAlex Trost (著), Vadim Kravetsky (著)という人物が何者なのか調べてみた。彼らはどうやら米国ハリウッドで、世界中のなんたら100位みたいなものをつくっていることが分かった。世界のホテルトップ100とかどうでもよさそうなトップ100のリストを今も発行し続けているようだ。

そんな中、わざわざなんで彼らがアジアのトップ100DJを調べる気になったのかかわらないが、本質的に気になるのはそのランキングの質だ。自分がアジアで46位っていうことは、多分ベースミュージック界ではアジア1位~5位には入るだろう。他のジャンルに比べてそんなに大きなシーンじゃないので。そんなことを考えながらなんでこのランキング会社が自分のことを知って、46位にしようと思ったのか、そしてその他のDJたちはまともなのか。そんなことを思いながらだんだん知りたい欲求が増していった笑

心当たりがあるとすれば、サウンドクラウドで曲が一気に広まったこと、10000通ほどのメッセージがきて、その中で、ASIAN DUB FOUNDATIONのオリジナルメンバーとつながり仕事を一緒にやりはじめたこと、それがきっかけでいろんな海外のレコード会社やプロモーター、エージェントから声がかかったことを考えるとちょうどそのころが2011年頃から2年以上はピークが続いたので、それでだと思うけど、それでもわざわざ46位にした理由はなんなのかなと、自分の前後にいる知ってるDJたちの位置を見て、正直結構な確立で自分の中のASIAランキングと近かったことがびっくりだった。

その基準はほぼDJとしての活動とプロデューサーとしての活動を半分半分くらい足した感じだったのだが、まずこのリストに曲の作れないDJはいなかった。これには安心した。そして、自分の尊敬できる人は上位、立ち位置的にそうだなと思えるDJは下意に、自分の思う約8割くらいの確率でそうだった。

プロデューサーとして基本的な技術とセンスを持っているかがDJの世界でもとても重要になってくるのだが、それもバッチリ。DJとしての活動はEDMシーンのように、でっかなイベントに出たからすごいとか、そんなものは3割評価の対象になっていないと思われる。まずは人の曲をかけっぱなしで盛り上げ隊長的なアイドル・タレントDJじゃないことを証明するには、音をつくれて評価される以外ないと思う。そして、このリストはまさしくそのルールに適合していた。言ってしまえばこのリストに入っているひとたちは曲がつくれて評価されている人たちなので、LIVE ACT(CDをかけるのではなく、まだ中身がいじれる状態のプログラムをいじってプレイする行為でDJよりも操作することが多くなる半面、空気の盛り上げるタイミングも自由に決められるとか、待てるとか、ようはライブ・たまにDJをかけっぱなしで楽器をやっている人たちがいるがあればLIVE ACTじゃない。)

これはあくまでも、バンドの音をレコーディングしたものではなく、作品としてシンセサイザーやサンプラーなどを駆使してひとつのCDやレコードに出しても問題ない最低限の技術があることが前提になる。当たり前だ、DJとしての評価なので。

そして、次は自分の前後のDJにどんな人たちがいたか。これをここで書くと多分著作権?に引っかかるんじゃないかと思うので書かないがこちらのページから中身をちょっとだけ見れた。ふむふむと、よく見るDJだったり、全然知らないDJが6割くらい?しかもここで驚いたのはパンガンに集まる若手音楽仲間が自分以外に2人入っていたことだ。DJ Rinaneko(東京) と AKAI(大阪)で現地で会ってから年齢も若手で近いこともあって、この話もしてみたら、教えてくれてありがとうって言われた。

本題に戻すと、DJとして耳を鍛えた人なら珍しい音、パクってない音はわかるので、そこに新しさや個性がまず最低限の技術を押さえながらある作品でないといけない。さらにプロデューサーは作り手なので、そのことがどれだけ難しいか、画期的なのかを経験値で測ることができる。作品のクオリティは、曲を作れる人がきくと、こんな表現方法があったんだ!と思われる作品であること、基礎的なことができていること、そしてその作品がヒットしてたり、DJ活動が半端ないとか、そうしたハードルを越えたDJ・プロデューサーが勢ぞろいしている。

リストの中には、自分の好きなDJたちもたくさんいた。そして、その人が自分より下意になってたりするとちょっと申し訳なくも感じた。そして、次は知らないDJなのにランキングに入ってる人たちだ。このリストではじめて知ったDJで、恐ろしくレベルの高い日本人DJプロデューサーを発見した。HIMURO YOSHITERUである。多分彼のことを知ってる人はそんないないんじゃないかなと思う。でも、この人の作品はすごいレベルだと2年前に感じて速攻FACEBOOKでつながり連絡してみたり。今日になって、彼のサウンドクラウドを見てみると、もうほぼ越えられないようなフォロワーの数になっているではありませんか。そして、グーグルで調べてもほとんど自己名義のPRせず、20000人以上のフォロワーがいた。ちなみに自分は4600人くらい?なのだが、これが核の差というのか、正直この人の作品の繊細さは欧米もたまげるはずだ。調べてみると、世界的奇才Square Psherと同じレーベルで作品をリリースしていたり、BBCでトップに成ってたり、音だけでそれほどいけるんだな、自分ってまだまだだなと彼の作品を聞いて率直に感じた。

彼は職業としてもCM音楽だったり実験音楽的なことも手掛けているようだが、ライブはほそぼそとやっている印象、実はオーストラリアのライブで、自分のプレイを見に来てくれた白人の1人からも彼の名前が挙がった。そこまでいうならということであれば彼のサウンドクラウドをこちらに貼り付けますので聞いてみてください。彼が何位だったかは記憶が定かではないが20位くらいだったような気がする。このクオリティであれば十分そのランクで問題ないし、それ以上でも気にならない。

失礼、フォロワーは17290人現在であった。ちなみに自分は5000人もいかない。日本メジャーでも活躍したOsawa Shinichiでも20,000ちょっとだった。大御所のDJ Krushももうちょっと上の25,000くらいだったかな。このフォロワー数、たぶんどんなサイトよりもそのDJのランクを測るツールになっていくだろう。

この1曲目、とても新鮮なアコースティックとレコーディングした素材をうまく調整してこれまでにあまりなかったチルステップ的なジャンルに属するものだなと思う。最近は自分もジャンルにこだわらず作品をつくってるが、こういった多次元系プロデューサーは自分も含め当たり前になっていくだろう。そしてどのジャンルにも影響を与えていく。

自分は東京で下請け音楽家を続けたが、その先にあまり自分のやりたいことは見つからなかった。やりたい音楽だけをやりたいので、つくらされる音楽は食えるが将来的にはスキルの向上・練習以外にそこまで期待できないし、その時間はもう十分と思ったけど、彼の音源を聴くかぎりまだまだスキルをあげていく努力も必要と思った。ただストイックにこうした繊細さを追求するのもひとつ、自分はミニマルだったり、ラフだったり、煙たかったり、そんな音を目指すところもあるが、こうした彼の作品から学ぶところはしっかり学んでいきたい。

続きまして、DJ Krushは知っている人は多いと思う。日本HIPHOPの大御所でやはり今も世界的に認識されているDJプロデューサーだが、東京時代は彼に影響を受けた仲間も多かったし、界隈の人たちとの縁もあったのでチェックしてみてください。

Shinichi OsawaはAVEXに傾倒してから商業音楽もだいぶ関わっているので知っている人も多いんじゃないだろうか。東京時代はとあるご縁から彼がリーダーをつとめるジャズフュージョン系のバンド、Mondo Grossoの初期メンバー堀江さんともいろいろと遊びで音作りとかしたり交流があったが、やっぱりストイックにバンドからプログラムまでできる人たちの作品はすそ野が広いと感じる。バンドもプログラムも両方していくのもまた自分もドラムをやっていたのでいかに大切かは身に染みる。

その他ランクインしていたDJプロデューサーは以下の通り。

このランキングには入ってないんだけど入るべきと思うDJたちも載せてみました。グループ名だったり、名前をよくかえる人もいたり、特にプロダクションで名前を契約してるところはそんな感じかも。

んで大学時代に弟子として受け入れたHeavy1も頑張ってる。ちなみに彼の最初のデビュー作品アナログリリースの中の作品のドラム部分はつくってあげました。いまはMAKOTOのプロダクションで頑張ってるよう。

ジャンルによってフォロワーの少ない多いもあるのかな。JPOPのDJは海外では知られていないので除外。特にドラムンベースとかだと、基本的に食えない人が多いので音的にすごく頑張る。そもそも食えないとわかってながらやるから、かなりストイックな人たちが多いですね。逆にJPOPに近くて食っていけやすいジャンル、ハウス・エレクトロ・EDMになると海外頑張ってない感がある。

ちょっと変わったキャリアのバトルDJ出身の方も。

まだそんなにだけど音的にしっかりしてて、これから期待できる人たちもテクノ畑が多い。

ベースミュージックはもう音も完璧じゃないとまずだめだし、自分で商業的に考えないといけないので、実業家系が多い。テクノは結構サラリーマンが多くて、トランスは旅人的な人が多いから海外とリンクしてる人も多い。

中田ヤスタカは、YAMAHA所属でDJプロデューサーを押してる大手資本なのでJPOPとして国内では人気なんだろうけど、海外は興味ないのかな。サウンドクラウドやってないですね。

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