パンガン・ハードリンと言えば、今や欧米では知らない人はいないくらい知名度の高いフルムーンパーティーのあるパーティーアイランドになっていますが、今から40年前はまだ何もない大自然の宝庫だったようです。きっと兄貴分のイビザのような島になっていくのでしょうね。

毎年2回はパンガンに移動して現地を見ることになりますが、その発展ぶりはバブルそのもの。タイ経済はあまりよくないと言われる今でもすごいスピードで開発が進んでいます。良くも悪くも、人間のやることにいろいろと考えさせられる島です。

そして、こちらはなんと、1993年頃のフルムーンパーティーの動画。こんな動画が残っているんですね~。

この頃になると、ハードリンの街がだんだんできてきます。トップの画像には、村もない本当に大自然が残った島だったんだなと思います。そこにこうしたパーティーフリークがやってくるわけですが、いわゆるヒッピーカルチャーがこの島に流れてきました。今やEDMが全盛を誇り、フルムーンパーティーもEDMがメインになりましたが、今はまた落ち着きを取り戻し、多種多様なDJブースが現地に並んでいます。

この頃だと、ちょうどHAPPY HARDCOREというジャンルが流行っていたようで、初めの音源がまさにそれですね。ドラムンベースと並び、ヨーロッパのトレンドとして広く欧米社会に広まった音楽です。ただ、HAPPY HARDCOREは、トランスの延長、BPMが160~と普通のトランスよりもはやく、4つうちの中では最もはやい踊れる限界スピードといった印象もあります。

実は、最近このムーブメントがまたくるのではと思ってまして、日本ではやたらはやいトランス流すDJも少なくないですね。自分も最近つくったトラックはそんな感じです。ベースミュージックとのミックスですが、これでライブをやると、ほぼ100%盛り上がるところを見ると、このムーブメントの再来かなとも思ってしまいます。こんな感じ。

それこそ、2000年にハリウッド映画の最盛期にリリースされた「ザ・ビーチ」レオナルド・ディカプリオ主演の映画が、この島というかタイの国際観光の需要を一気に欧米社会に広げました。この映画の中にパンガン島が出てきますね。

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ハリウッド映画の中でも最盛期にリリースされた名作ですが、ここではヒッピーカルチャーにひきつけられる若者たちに対してのメッセージのようにも思います。ただ、こればかりはさらに惹きつけられる映画になってますね。ヒッピー思想の限界や現実社会への回帰。

ベトナム戦争による米政府への反発や、世界中の政府権力への反発が、過去多くの若者たちにこのムーブメントを起こしました。ここから生まれるラブアンドピースといったコンセプトは今でも日本の大学生に受けるようで、世界一周といったコンセプトとともに、そうした本が売れていますが、ちょっと行き過ぎた保障のない大学新卒学生へのリスキーな道を提案するこれもまたある意味時代の流れなのかなと思います。

今や大学生も海外に飛び込んで成功をつかむ例が多くなってきましたね。先日お伝えしました地元の後輩もその流れの一人だと思いますし、しっかり彼らを応援していきたいところです。

最近は、北朝鮮もミサイル連発しはじめたりと、不確実性の高い時代になってきましたが、本物の敵はなんなのか?それを見極めて先取りする若手がどんどん出てきてほしいですし、そんな人をどんどんバックアップしていきたいなと思う今日この頃でした。 以上

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